メリットデメリット

合宿免許にはメリットが多いように言ってますが、もちろんデメリットもあるわけで、一概にどっちが良いとは甲乙つけられないのが実状ですし、合宿免許はわりと条件があるので誰でも受講できる、というわけではないのです。

デメリットを幾つか見てみましょう。合宿の特徴はなんといっても短期集中。わるく言うと詰め込み方式というわけです。詰め込みの良くないところは、入れた知識を冷却するのが早いということです。一気に覚えて身につける知識や技能は忘れるのが早く定着率が悪くなるということです。これは運転に限らず他のことでも言えます。

ですので、合宿が終わって免許取得して日常的に運転をする機会があるのであれば良いですが、その後数ヶ月空白期間があくとたちまち忘却の彼方となり、その状態で運転をすると事故になる可能性が高まってしまうのです。合宿で取った人は事故率が高いと言われるのはそういうことです。通常間隔をあけつつも1ヶ月半以上かけて徐々に慣らしていくのですがそこをショートカットして2週間となるわけですから、身の付き方が違うのも当然ですね。

後は、年齢制限があったり、2週間まるまる合宿にあてられなければそもそも合宿の受講ができません。誰でもが受講できるわけではないと言ったのはそういう理由です。

なぜ安いの?

さきほどの通学と合宿免許の違いで費用で差があると言いました。通学の場合の相場は30~40万円なのに対して、合宿は20万円前後です。

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なぜこんなに安いのでしょうか。それは運営側の戦略があってのことです。運営側すなわち教習所は、利用者が増えることを望んでいます。しかし昨今の若者の車離れや、都心部への人口流出、少子化などの影響で免許取得希望者が減っています。それでもまだ都心部や駅近であればなんとか利用者の獲得も見込めますが、田舎にある教習所はそういうわけにはいきません。

そこで、教習所のついでにこの自然を味わってもらおう、旅行も兼ねて免許を取ってもらおうということです。たとえ目的が旅行であっても、ついでに免許取得ができるのであれば、取っておいてもいいかも、と思いますよね。そんな消費者の心を掴んだのが合宿免許なのです。合宿免許ができる教習所の多くは敷地に費用はさほどかかりません。都心よりもはるかに土地代は安いです。

ですので、人さえ来てもらえれば儲けがでるのです。運営側としては、人件費と教習車の維持費用などで、人件費も1回約2週間(教習所により前後します)と決まっているので、その期間の人の確保ができれば、毎月固定で費用をかけずにすみます。

通学と合宿免許の違い

普通自動車免許取得に際し、教習所に通う人が多く主流です。教習所は全国各地にあり自宅や職場から通いやすい場所を選んで通っている人が大半ですね。教習所では通学のケースが主となっているのですが、昨今あらたに合宿
プランでの免許取得ができることを宣伝としている教習所があり、需要が増えそれとともに人気も上昇しています。

通学と合宿の違いはその名の通りで、必要な講習の受講を少しずつ受けるのか、決められた期間内で集中して受けるのかの違いです。通学タイプは自分主体である程度スケジュールでき、1ヶ月半~半年かけて必要単位数をこなしていきます。一方の合宿は教習所主体です。教習所が予め指定した期間(約2週間)、朝から晩までみっちりと講習が用意され、受講側はそれを淡々とこなしていきます。学科・技能それぞれ必要な単位数は決められていますので、費用面で差が出るもののどちらかがだけが、楽だとか少ない講習ですむ、なんてことはありません。

ただしどこの教習所でも合宿タイプを開催しているわけではありません。合宿タイプをするメリットとしては、生徒の集客です。便利がよくて通い場所では合宿にする必要もなく(かえって経費がかかってしまいますからね)、開催場所の多くは、郊外であったり、少々アクセスの悪い田舎の教習所な場合がほとんどです。自然に囲まれた場所、敷地が広い場所などでないと、生徒もはるばる足を運ぶ意味がありませんからね。通学と合宿免許の違い、ご自身の目的などに併せて選択してください。